岸壁近くのコンクリートに亀裂やヒビが入ったほか…
【内海府漁業生産組合 本間信俊 組合長】
「海水を提供するパイプがズレたということで、2~3日前まで漏水が激しくて建物の一部にも損壊箇所が見つかっています」
【内海府漁業生産組合 本間信俊 組合長】
「同じ漁をしている石川の漁師のことを気に掛けてはいるが、明るい材料が来ないかなと思って、やっとわずかですが来てくれた」
その「明るい材料」とは「寒ブリ」の大漁です。17日朝、鷲崎沖の水深60メートルに設置している定置網にかかった寒ブリが市場にその姿を見せました。
今シーズン、不漁が心配されていた寒ブリですが、17日は20トンとここまでで最高の水揚げに。中には14キロの大物もあり、市場は活気に包まれました。
17日に水揚げされた寒ブリは1キロ当たり1800円ほどで競り落とされ、半数近くは東京の豊洲市場に運ばれます。
【内海府漁業生産組合 本間信俊 組合長】
「1日から地震があり、暗い中で複雑な気持ちですが当組合としては(大漁を)素直に喜びたい」
佐渡の寒ブリ漁は2月末まで続く見込みです。最終更新日:Wed, 17 Jan 2024 19:00:04 +0900