詐欺の疑いで逮捕されたのは、新潟市南区に住む自動車板金業の男(34)と新潟市西区に住む会社員の男(34)です。
2人は共謀して、去年7月中旬、知人の30代男性に「借りたお金を売上金として計上して補助金をもらおうと思う」や「2か月後には補助金が入るので返済する」などと嘘をつき、新潟市中央区内で現金30万円をだまし取った疑いが持たれています。
警察によりますと、逮捕された2人と被害に遭った男性は知り合いで、2人は架空の補助金制度をうたって男性から現金をだまし取ったということです。
共犯事件であるとして警察は2人の認否を明らかにしていません。
自動車板金業の男は、去年10月に詐欺の疑いで、11月には業務上横領の疑いで2回逮捕されていて、今回の件は被害者からの被害届と男への取り調べで発覚。
警察は、余罪や事件の経緯などを詳しく調べています。
また、警察は一般的に「売上金を計上して補助金が出る」ような制度はないので同様の詐欺に気をつけることや、お金の話が出たら自分で一度考えることなどを呼びかけています。最終更新日:Fri, 19 Jan 2024 12:14:20 +0900