病院個室の蛇口からレジオネラ菌… 新型コロナの70代女性がレジオネラ肺炎で死亡 口腔ケアで使用

新潟市民病院は19日、去年10月に新型コロナウイルス肺炎で入院した70代女性患者がその後、レジオネラ肺炎で死亡したと発表しました。市民病院によりますと、女性患者の口腔ケアで使用していた個室の蛇口からレジオネラ菌が検出されたということです。
新潟市民病院は19日、去年10月に新型コロナウイルス肺炎で入院した70代女性患者がその後、レジオネラ肺炎で死亡したと発表しました。市民病院によりますと、女性患者の口腔ケアで使用していた個室の蛇口からレジオネラ菌が検出されたということです。

死亡したのは、新潟市に住む当時70代の女性です。

女性は去年10月、重症のコロナ肺炎で新潟市民病院に入院。症状は改善傾向にありましたが、入院10日後頃から肺炎が再増悪し、レジオネラ肺炎と診断されました。レジオネラ症に有効な抗菌薬も使用して治療を行いましたが、女性は10月に亡くなりました。

新潟市民病院によりますと、患者が入院した病室の蛇口からレジオネラ菌が検出。この蛇口から出る冷水と温水の混合水を患者の口腔ケアに使用していたということです。

病院では、循環給湯系統は定期的にレジオネラ菌の検査を行っているほか、貯湯槽の点検洗浄を行っていて、直近の9月の検査でもレジオネラ菌は検出されていませんでした。また、全病室の定期的なレジオネラ菌の検査は義務付けがなく、今回のレジオネラ菌検出を予測することは困難だったとしていますが、病院として安全な療養環境を提供する義務を十分に果たしたとは言えないとして、損害賠償責任があるとして今後遺族に対応していく考えです。

市民病院では、すでにレジオネラ菌が検出された一部の蛇口については消毒を行うなどの対応をとっていて、今後は定期的にレジオネラ菌の自主的な検査を行い、レジオネラ菌が検出された場合には、蛇口を必要に応じて一時的に使用停止したうえで、消毒作業を行うとしています。最終更新日:Fri, 19 Jan 2024 14:06:44 +0900