”柏崎刈羽原発”再稼働巡り慎重な議論訴える 市民団体「原発事故は複合災害の中で起こる」【新潟】

東京電力・柏崎刈羽原発の再稼働を巡り、市民団体がシンポジウムを開き、慎重な議論の必要性を訴えました。
東京電力・柏崎刈羽原発の再稼働を巡り、市民団体がシンポジウムを開き、慎重な議論の必要性を訴えました。

新潟市で開かれたシンポジウムには、原発に関する県の3つの検証委員会の元委員などが参加しました。

主催した市民検証委員会は、能登半島地震後に行った調査で柏崎刈羽原発の再稼働に反対と答えた割合が6割に上ったことに触れ、原発事故時の避難方法などさらなる検証の必要性を訴えました。

【市民検証委員会 佐々木寛新潟国際情報大教授】
「地震、大雪、様々な複合災害の中で原発事故が起こる。その中の検証・シミュレーション・避難訓練が人々に身体化されているのか」

柏崎刈羽原発を巡っては先月、原子力規制委員会が事実上の運転禁止命令を解除しています。最終更新日:Sun, 21 Jan 2024 19:14:07 +0900