逮捕の必要のない事故にも関わらず…再三の出頭要請に応じず 過失運転致傷の疑いで70歳の男を逮捕

去年4月、新潟県村上市の十字路交差点で、信号待ちをしていた車に追突してケガをさせた疑いで東京都に住む無職の70歳の男が逮捕されました。逮捕に至った原因は警察からの出頭要請を無視し続けたことにありました。
去年4月、新潟県村上市の十字路交差点で、信号待ちをしていた車に追突してケガをさせた疑いで東京都に住む無職の70歳の男が逮捕されました。逮捕に至った原因は警察からの出頭要請を無視し続けたことにありました。

過失運転致傷の疑いで逮捕されたのは、東京都福生市志茂に住む無職の男(70)です。

男は去年4月11日、村上市上助渕地内の十字路交差点で赤信号で停車していた40代男性が乗っていた車に追突し、男性の首などをケガさせた疑いが持たれています。

警察によりますと、事故当時は被害者の男性なども首の痛みを訴えていなかったことから物損事故として処理されていましたが、その後、男性が首の痛みを訴えてきたことから人身事故に切り替わり、捜査をする必要が出てきたことから話しを聞くために男性に出頭を要請。

ハガキを送っても返事が来ず、電話にも出ないことから警察官が自宅に行って出頭を促し、男は「署に行きます」と出頭する旨を伝えてきたものの、その後も出頭してこないことから逮捕に至ったということです。

警察の調べに対し、男は「私のしたことに間違いありません」と容疑を認めています。

警察は事故の詳しい経緯などを詳しく調べています。最終更新日:Tue, 23 Jan 2024 10:31:58 +0900