”住宅建替・購入“に新潟市独自の支援策 全壊・大規模半壊で最大100万円 引っ越し費用も支援

能登半島地震により住宅などに大きな被害が出た新潟市。中原八一市長は1月26日、住宅の建て替えや購入費用などを補助する市独自の支援策を発表しました。
能登半島地震により住宅などに大きな被害が出た新潟市。中原八一市長は1月26日、住宅の建て替えや購入費用などを補助する市独自の支援策を発表しました。

【新潟市 中原八一 市長】
「(住宅の)建替・購入は修繕の場合と比較して支援が薄いことから、新たに市独自の支援策を追加しました」

新潟市には、これまで1万件を超える罹災証明署の申請があり、被害調査が終わった約7700棟のうち、全壊が69棟・半壊が1485棟確認されています。

中原市長は26日、新たに住宅の建て替えや購入費用として全壊や大規模半壊で最大100万円、中規模半壊で最大50万円を補助する市独自の支援策を発表しました。

また、被災したブロック塀などの撤去費用や市営住宅などに転居する場合の引っ越し費用も市独自で支援するとしています。

【新潟市 中原八一 市長】
「被災された皆さんが一日も早く今後の見通しを持つことができるようにするということが新潟市に与えられた課題だと思っている」

一方、地震の影響で土砂が崩落し、約3kmにわたって通行止めが続いていた上越市茶屋ヶ原の国道8号線について、高田河川国道事務所は27日午前10時ごろに通行止めを解除すると発表しました。

通行止めの解除を受け、北陸道と上信越道で行われていた無料措置については終了します。最終更新日:Fri, 26 Jan 2024 18:39:11 +0900