アルビが一次キャンプの場所に選んだのは南国・沖縄。
【松橋力蔵 監督】
「2年間、スタートの相手というのは、ここまでタフなチームというのはやってなかった」
J1の多くのクラブがキャンプを行う沖縄でよりリーグ戦に近い練習試合の機会を増やすことが目的の一つです。
1月23日には、ガンバ大阪との練習試合を45分・3本の変則ルールで行いました。
1本目はゴールキーパー小島や高木・鈴木など昨シーズンから在籍する選手が出場。相手に主導権を握られながらも、アルビ在籍5年目の小島が相手に得点を許しません。
攻撃面ではゴール前の守備を固める相手に昨シーズンまで積み上げたパスワークで挑みますが、シュートまで持ち込めずスコアレスで1本目を終えます。
続く2本目も昨シーズンからの選手を中心に出場。去年はケガに苦しみ、出場機会の少なかった谷口が存在感を発揮し積極的にゴールを狙います。
ただ先制点を奪ったのはガンバ。21分に隙を突かれて宇佐美に得点を許してしまいます。
それでもその直後、谷口のプレスでボールを奪うと、長倉がペナルティエリアの外からシュート。これで同点とします。
【長倉幹樹 選手】
「谷口選手も自分のプレーにあわせてくれたので、すごくやりやすかった」
勢いに乗るアルビは長谷川巧のクロスに今度は谷口が頭で合わせて逆転に成功します。
3本目は小野や長谷川元希など期待の新加入選手が出場。キャンプに参加した選手全員がピッチに立った練習試合は2-1で勝利しています。
【松橋力蔵 監督】
「ベストなコンディションではない中だけど、お互い肌で感じるということは非常に大事だと思うのでよかったんじゃないか」
一方で、新チーム初の練習試合で見えた課題もありました。
【新加入 長谷川元希 選手】
「あまり自分的には納得いってない部分が多かったので、今後の試合や練習で突き詰めていきたい」
【堀米悠斗キャプテン】
「僕たちのやり方は変わらないので、誰が出てもそれが表現できるように、特に新加入の選手にそういうところをもっと伝えて行けたらなと思うし、自分自身もポジション争いに向けて数字という結果でアピールしていければ」
また、1月26日には今シーズンJ1に復帰する東京ヴェルディとこちらも45分・3本の練習試合を行いました。小見選手の2得点の活躍などで3-2で勝利しています。最終更新日:Mon, 29 Jan 2024 19:11:38 +0900