能登半島地震の影響は…“日銀新潟支店” 住宅被害などの全容不明で「今後の動向注視」

日本銀行新潟支店は、能登半島地震が県内経済に与える影響について今後注視していく考えを示しました。
日本銀行新潟支店は、能登半島地震が県内経済に与える影響について今後注視していく考えを示しました。

2月2日、日本銀行新潟支店は県内の経済について「緩やかに持ち直している」との基調判断を据え置きました。

能登半島地震については、企業の事業活動の継続への影響は限定的だとしつつも、住宅被害などの全容が明らかでないことから、今後の動向を注視する考えです。

【日本銀行新潟支店 小林俊 支店長】
「影響は広範囲におよび、今後も影響が続くものもあると考えられる。県内経済の動向に与える影響などを注視していく必要がある」

一方、中国の景気回復の遅れなどから輸出と生産について「弱含んでいる」と評価を下げ、「経済の“持ち直し”のペースの下落ち感は強まっている」としました。最終更新日:Fri, 02 Feb 2024 19:48:11 +0900