新潟市中央区信濃町に店を構えて50年以上の「揚子江分店」。
【長谷川珠子アナウンサー】
「お客さんの半分以上が注文するというこの五目チャーハン。卵で仕上げたシンプルなチャーハンですが、揚子江分店の場合はここに野菜たっぷりのあんかけがかかります!」
揚子江分店の看板メニュー「五目チャーハン」白菜や豚肉・エビなど10種類の具材が入ったあんかけがチャーハンにたっぷりとかかっています。
【客】
「だいたい五目チャーハンが多い。絶対に家では作れない味つけで野菜もたくさん入っているし、栄養満点な感じがする」
【客】
「チャーハンだけでも美味しいが、あんかけがかかってるので一度で二度楽しめてお得」
50年以上五目チャーハンの味を守ってきたのは初代の曽我慶起さん。7年前に2人の子どもに店を譲り今は2人が店を切り盛りしていますが、カメラが恥ずかしいとのことで、今回は特別に初代に鍋を振ってもらいました。
まずは大きな中華鍋で卵チャーハンを作ります。
【揚子江分店 初代 曽我慶起 さん】
「これチタンの鍋。鉄の鍋じゃない」
曽我さんが使っていたのは三条で仕入れたチタン鍋。
【揚子江分店 初代 曽我慶起 さん】
「これ持ってみて」
【長谷川珠子アナウンサー】
「いいんですか?…あ!びっくり!すごく軽いです。こんなに大きいのに軽くて」
【揚子江分店 初代 曽我慶起 さん】
「この10倍はするからね普通の(鉄の鍋)は」
多い日には1日60食の注文が入るという五目チャーハン。軽くて振りやすいチタン鍋で手際よくぱらぱらのチャーハン作っていきます。
続いてはあんかけづくり!その味の決め手となるのは?
【揚子江分店 初代 曽我慶起 さん】
「スープ!これは鶏ガラと豚ガラ。スープがあるからこそ旨みが出る」
香味野菜で香りをつけた開店当時から変わらないスープで、具材のうま味を引き出します。
最後にチャーハンの上にとろりと盛り付ければ完成!開店当時からの人気メニューで曽我さんの強い愛がこもっている逸品です。
【揚子江分店 初代 曽我慶起 さん】
「強いなんてもんじゃない!このおかげでまんま食ってきたんだから!」
揚子江分店を支えてきた五目チャーハンのお味は?
【長谷川珠子アナウンサー】
「野菜に餡がしっかり絡んでとろとろなんですけど、しゃきしゃきとした食感は残っている。野菜に鶏ガラや豚ガラのスープの味が染み込んでいて、噛むたび旨みが広がる。これは本当に美味しいです!」
【揚子江分店 初代 曽我慶起 さん】
「じいちゃんばあちゃんとか子供でも喜んで来られるような家族的な店。昔からそういう感じだから、今まで通りみんなが来れるように頑張っていこうと思っている」
半世紀以上変わらぬ味で愛される五目チャーハンは、これからも地域の人の胃袋を支えます。最終更新日:Wed, 07 Feb 2024 19:22:23 +0900