2月8日、阿賀町にある長谷川正則さんの畑で行われていた収穫作業。
【杉山萌奈アナウンサー】
「雪の下から土をかぶったニンジンが顔を出しました。例年よりも大きさが小さく細めだと言いますが、鮮やかなオレンジ色がとてもキレイです」
夏に雨が降らなかった影響で、雪下にんじんの大きさは例年の半分ほどだと言います。
【農家 長谷川正則さん】
「今年はMサイズ以下に、コンパクトにまとまった形。小さいニンジンだけど、逆に食べ切りできるようなニンジンなので、おいしく召し上がっていただけると思う」
奥阿賀野菜生産組合では、出荷量も去年より2トンほど落ち込む見込みで、さらに雪下にんじんを名乗るのに欠かせない雪も今年は…
【農家 長谷川正則さん】
「雪の量が異常なくらい少ない。例年だと、この時期は1mくらい積雪がある」
雪が少ないため、例年よりも2週間早く収穫作業を開始。雪がとけてしまうと、雪下にんじんとして販売できなくなるため急ピッチで収穫が行われています。
それでもJA新潟かがやきは、雪下にんじんのシェア県内トップの津南町よりも早く売り出せることをアピール!
【農家 長谷川正則さん】
「12月中旬から降り積もって、そこから1カ月以上、雪の下で熟成しているので、甘味は間違いなく増している」
【杉山萌奈アナウンサー】
「丸かじりでいただきます。皮は薄くて全然気になりません。甘くてフルーツみたいです。とてもおいしいです」
5人の生産者が60アールの畑で育てる奥阿賀野菜生産組合の雪下にんじん。
【農家 長谷川正則さん】
「規模はあまり大きくないけど、阿賀町でもおいしいニンジンがあると皆さんに知ってもらえたら」
収穫された雪下にんじんは、新潟市西区のJA農産物直売所「いっぺこ~と」に3月まで並ぶ予定です。最終更新日:Thu, 08 Feb 2024 18:51:28 +0900