2月9日、東京に集まった自民党県連所属の国会議員。
【自民党 高鳥修一 衆院議員】
「政治空白をつくるわけにはまいりません。後任の会長を速やかに選出する必要があると思います」
話し合われたのは、新たな県連会長の選出についてです。
【自民党 高鳥修一 衆院議員(7日)】
「改めて心からお詫び申し上げます。本当に申し訳ございませんでした」
安倍派からのキックバックを収支報告書に記載していなかった問題を受け7日、高鳥修一衆院議員が会長を辞任する意向を示していました。
会議では、次期衆院選や能登半島地震の被害への対応などを念頭に後任候補を議論。その結果、全国比例区選出で現在3期目の佐藤信秋参院議員が新たな会長に内定しました。
【自民党 佐藤信秋 参院議員】
「信頼をお寄せいただくよう何よりもお願いしたいと思うが、そのためには我々も、こういう形でスクラム組んでいきましょうと、これが大事なことだと思っている」
一方、全国比例区選出の議員が会長に就任することは異例です。
【自民党 佐藤信秋 参院議員】
「きょうこれから宮城に行くし、あす・あさっては熊本に行く」
地元以外での活動も多いことから、同じく会長候補として名前の挙がった鷲尾英一郎衆院議員が国会議員団長として、活動をサポートする考えです。
【自民党 鷲尾英一郎 衆院議員】
「皆さんとの信頼をつなぎとめていかなければならない。これは相当しんどいことだと思うが、しっかりと外に向けて信頼回復に努める。この方向感は共有できるようにして、しっかり活動していきたい」
解散総選挙もささやかれる中、新体制で信頼を回復できるのか…
【自民党 佐藤信秋 参院議員】
「みんなまとまって戦い抜く。勝ち抜かなきゃいけない」
新たな人事は2月中にも県連の常任総務会で承認される見通しです。最終更新日:Fri, 09 Feb 2024 19:16:32 +0900