米特使が横田めぐみさんの拉致現場を視察「母・早紀江さんが感じたであろう感情湧き上がった」【新潟】

アメリカ国務省の北朝鮮人権問題担当特使が2月13日、拉致被害者・横田めぐみさんが拉致された現場を視察しました。
アメリカ国務省の北朝鮮人権問題担当特使が2月13日、拉致被害者・横田めぐみさんが拉致された現場を視察しました。

【松尾和泉アナウンサー】
「新潟市中央区の寄居中学校前です。横田めぐみさんが拉致された現場を視察するためにジュリーターナー特使が訪れました。これから県警の担当者の案内のもと、実際の現場を視察します」

横田めぐみさんが北朝鮮に拉致された現場を訪れた、アメリカ国務省のジュリーターナー北朝鮮人権問題担当特使。

今回の視察は、国連の特別委員会が日本人の拉致などの人権侵害について最終報告書をまとめてから10年になるのに合わせて行われました。

ターナー特使は46年前にめぐみさんが友人と別れた交差点などを見て回ったあと、県庁で笠鳥副知事と面会。視察の感想を述べました。

【アメリカ国務省 ジュリーターナー北朝鮮人権問題特使】
「めぐみさんが歩かれた帰宅の道を歩いたが、私も視察をして早紀江さんが感じたであろう感情が湧き上がった」

めぐみさんの母・早紀江さんやすべての拉致被害者家族の悲しみに寄り添った上で拉致問題解決への決意を新たにしていました。

【アメリカ国務省 ジュリーターナー北朝鮮人権問題特使】
「今回、現場を訪れたことでこの問題を私は優先的に扱っていく意を新たにした。これからも引き続き、すべてのミーティングなどでこのような拉致問題に関する発言を続けていきたい」

また、ターナー特使は「日本政府が行っている拉致被害者への支援をアメリカ政府としてサポートしたい」と話しました。最終更新日:Tue, 13 Feb 2024 19:10:56 +0900