新年度予算案では、国際線の維持・拡大に向けた取り組みも推進したいとしています。
【桶屋美圭アナウンサー】
「中でも力を入れるのが、新潟から海外へ行くアウトバウンドへの対策です」
県はこれまでインバウンドに力を入れてきましたが、国際線の維持にはアウトバウンドも重要として対策を強化する考えですが、普段、新潟空港を利用する人に話を聞いてみると…
【新潟空港利用者】】
Q.新潟から海外行かれたことあります?
「ないんですよ。便が少ない。できればサイパンとかグアムとかあればいいかなぁと」
【新潟空港利用者】
「もうちょっと新潟空港から発着する飛行機が、多方面に増えたらいい」
この課題について、新潟空港発着の旅行商品などを取り扱う旅行代理店は…
【ワールドトリップ 旅行事業部 河内大輔 部長】
「新潟空港の場合は大韓空港で行くソウルが一番メインになると思うが、週3便だが毎日とは言わず週5便・6便とか、本数が増えればスケジュールの幅や方面の幅も広がるから、まず大韓航空のソウル線から増えてほしい」
新型コロナの感染状況が落ち着き、海外旅行需要が回復してきている今、新潟空港の利用を増やすには、便数と路線の増加が大切になってくると話します。さらに…
【ワールドトリップ 旅行事業部 河内大輔 部長】
「パスポートの取得の助成とか、新潟空港を使ったら応援割引とかがあれば、少しでも値引きがあれば、じゃあ行ってみようかな、というのがないとは限らないと思う」
県は若年層を対象にした旅行商品造成支援やパスポートの取得を支援する「新潟空港おでかけ大作戦」に1億1500万円あまりを計上。新潟空港発の旅行需要を掘り起こす考えです。
こうした支援に加えて重要となるのが
【ワールドトリップ 旅行事業部 河内大輔 部長】
「現地のホットな情報もSNS等で発信して、ここ面白いよ楽しいとか目新しい部分を発信というのは、これからどうしても必要では」
近年はSNSで人気のスポットに行く人が増えていることから、就航地の情報発信も旅行機運の醸成には必要と言えそうです。最終更新日:Wed, 14 Feb 2024 19:40:21 +0900