新たな一歩!看護専門学校で“卒業式” 医療従事者の不足懸念も…「地域の医療支えたい」【新潟】

3月に入り、卒業シーズンを迎えていますが、3月5日、新潟県十日町市で卒業式が行われたのは看護専門学校です。卒業生のほとんどが県内の病院に就職。「地域の医療を支えたい」と抱負を語っています。
3月に入り、卒業シーズンを迎えていますが、3月5日、新潟県十日町市で卒業式が行われたのは看護専門学校です。卒業生のほとんどが県内の病院に就職。「地域の医療を支えたい」と抱負を語っています。

5日に行われた十日町看護専門学校の卒業式。

看護師になるための基本的な医療知識などを3年間学んだ36人が門出の日を迎えました。

【十日町看護専門学校 山崎理 校長】
「看護職の活躍する領域や活躍する場の多様化が進み、看護職の役割に対する社会の期待が高まっている」

山崎理校長は「信頼される看護師に成長してほしい」と激励の言葉を伝え、一人一人に卒業証書を手渡しました。

【答辞 高橋史織さん】
「『ぜひ、この地域で看護師になって地域を支えてほしい』というお言葉をいただき、地域の皆様からの期待を感じて、地域医療における看護の必要性を改めて実感した」

学校によりますと、卒業生のほとんどが県内の県立病院などに就職。医療従事者の不足が懸念されている上越地域の病院に就職する卒業生もいるということです。

【卒業生】
「地元で急性期病院はどこかなと思ったら、実習先でもある魚沼基幹病院があったので、そこに就職しようと思った。人の価値観を尊重しながら接していけるようになりたい」

【卒業生】
「魚沼地域で働く。医療従事者が少ないというのは見かけていた」

【卒業生】
「3年間、あっという間だったが楽しかった。地域の人の支えになれるような看護師になりたい」

生まれ育った新潟を医療で支える…医療現場での活躍を誓い、若い力が新たな一歩を踏み出します。最終更新日:Tue, 05 Mar 2024 18:35:12 +0900