数年後の再会願い…児童が“サケの稚魚”放流!「戻っておいで~」3000匹の稚魚が川へ【新潟・長岡市】

新潟県長岡市の児童が3月5日、地元の川にサケの稚魚を放流し、数年後の再会を願いました。
新潟県長岡市の児童が3月5日、地元の川にサケの稚魚を放流し、数年後の再会を願いました。

長岡市の越路西小学校の3年生・21人は5日、地域を流れる渋海川でサケの稚魚の放流を行いました。

【魚沼漁協】
「(放流するのは)皆さんが小学6年か中学1年になったころに戻ってくるサケ。皆さんが川を大切にすれば、より一層、たくさんのサケが戻ってくる」

この活動は、自然との触れ合いを通じて地域への愛着を深めてもらおうと、長岡市が企画しました。

【魚沼漁協】
「バケツを上流側に向けてゆっくり放してやると、サケが自分で泳いでいく」

サケは3年~5年をかけて戻ってくるということで、児童たちは3000匹の稚魚を丁寧に川へ流し、再会を願っていました。

【児童】
「戻っておいで~!」

【児童】
「楽しかった。帰ってきたところを見てみたい」

【児童】
「上手にできてよかった」

Q.サケが戻ってきたら
「食べたい」

放流のあと、児童たちは学校でサケの卵の人工ふ化から放流するまでの過程を学び、自然への関心を深めていました。最終更新日:Tue, 05 Mar 2024 19:11:32 +0900