会議では、県が県立高校の募集人数の現状と今後の見込みなどを説明。
学校数を維持したままでは、2038年春には全ての県立高校で募集学級数が2学級以下になるという見込みが示されました。
委員からは「生徒数が減ることで各校に配置される教員が減少すれば、教育の質の低下が懸念される」といった意見が出されました。
【村上市長 高橋邦芳 委員】
「(教員を)減らす必要がないという形(仕組み)にできれば、逆に言えば手厚い教育ができる」
【県 佐野哲郎 教育長】
「引き続き、国に対して我々の考えを伝えていきたい」
また、この日は学校統廃合の方向性など、学校の再編整備ついても意見が交わされました。
【「県立高校の将来構想」策定有識者会議 大澤義明 座長】
「統廃合が目的ではなく、良い教育・教育の質を上げていく事が大事なので、教員配置も含めて検討していきたい」
県は今後、生徒や保護者に対するアンケート調査などを行い、来年3月に新たな将来構想を発表する計画です。最終更新日:Mon, 18 Mar 2024 19:17:48 +0900