新年度スタート!多くの課題抱える新潟県…“新採用職員”が意気込み「お世話になった恩返しを」

新年度を迎えた4月1日、新潟県庁では新採用の職員などに辞令が交付されました。職員たちは県が抱える課題への対応に意気込んでいました。
新年度を迎えた4月1日、新潟県庁では新採用の職員などに辞令が交付されました。職員たちは県が抱える課題への対応に意気込んでいました。

【記者リポート】
「胸元の県の記章が光り輝いています。皆さん少し緊張した面持ちの中、これから県職員としての生活をスタートさせます」

1日、慣れない手つきで記章をつけていたのは新採用の県職員たちです。今年度、県では知事部局や県立病院など合わせて366人が採用されました。

【新採用職員代表】
「新潟の未来を担う職務を自覚し、誠実に業務に取り組んでまいります」

新採用の職員を前に花角知事は喫緊の課題として人口減少問題への対応を挙げました。

【花角知事】
「一つ一つ着実に取り組む中で、新潟県をより活力のある元気な社会にしてもらいたい」

課題に立ち向かう職員は…

【こども家庭課 配属】
「22年間、新潟にお世話になってきたので、これからそういった恩返しが新潟県にできるように、業務に励めればいいかなと思う」

ほかにも多くの課題を抱える新潟県。

【防災局消防課 配属】
「災害がないことが一番だけど、あったときに迅速に対応できるようにやっていきたい」

【農業総合研究所 配属】
「作物の生育状況とかを調べるといったデジタル要素のある職業。早く役に立てるように成長したい」

一方、これに先立ち、新たに特別職や部局長などに就いた幹部職員13人も花角知事から辞令を受け取りました。

【病院局 金井健一 局長】
「課題は山積している。ただ、地域に信頼される、選ばれる病院にならないといけない」

よりよい県政を目指し、新たな一年が始まります。最終更新日:Mon, 01 Apr 2024 18:59:40 +0900