〈新潟市〉早期復旧・復興へ…道路・下水道の“液状化対策工事” 早ければ6月ごろ住民に説明

4月1日で能登半島地震から3か月を迎えました。液状化被害の大きい新潟市では…
4月1日で能登半島地震から3か月を迎えました。液状化被害の大きい新潟市では…

【新潟市 中原八一 市長】
「本日、私を本部長とする能登半島地震新潟市復旧・復興推進本部を立ち上げることといたしました」

この復旧・復興推進本部では、関係部署が連携し復旧・復興に向けた3年程度の中期計画を作成、実施していく予定で必要に応じて国や県にも支援を要請していきます。

液状化対策の道路・下水道に関しては、早ければ今年6月ごろに工事に関する説明を住民に行い、その後、順次工事に着手。

一方、こうした公共施設に隣接する宅地に関する対策は今後、専門家を選定し、基礎調査を行うとしています。

【新潟市 柳田芳広 技官】
「他都市の事例から、これまでの液状化防止対策としては地下水位の低下や地盤の改良などが代表的な対策と認識している。どのような対策が本市において有効かご判断をしていただく予定」

また、新潟市は4月27日と30日に市主催の住民説明会を初めて開き、液状化などによる被害の状況や各種支援制度などについて説明する予定です。最終更新日:Mon, 01 Apr 2024 19:00:11 +0900