2日、出雲崎町で行われたのは…
【記者リポート】
「三島地域で15年以上続く、この時期の風物詩・いちご大福作りです」
これは地域の郷土食の伝統継承など地域活性化を目指して活動するJAえちご中越女性部さんとう地域が企画したもので、この日は11人が参加。
部員の中でも伝統的活動に長けた「くらしの匠」と呼ばれる中村房子さんと長谷川清子さんにいちご大福の作り方を教わりました。
【参加者】
Q.普段いちご大福は作る?
「作らない。ちょうど孫がきょう来るから喜んでいる」
まず始めに、今が旬のイチゴを白餡に包んでいきます。慣れない作業に悪戦苦闘しますが…
【参加者】
「できました!この上にお餅がつくんですもんね、喜んでくれますかね」
続いては白玉粉と上白糖に水を混ぜたものを火にかけ、大福の生地を作る工程。会話を楽しみながら協力して進めます。
【中村房子さん】
「皆さんとお会いして、こういう講習会とか色んなことを体験できるから元気でいられるんだと思う」
できあがった生地に片栗粉をつけ、あとはイチゴと餡を包めば完成ですが、なかなかきれいに包めず、参加者は徐々に真剣な表情に。それでも黙々と作業を続け…
【参加者】
「いちご大福完成です!」
なんとか、いちご大福が完成!桶屋アナウンサーも自分で作ったいちご大福をいただきました。
【桶屋美圭アナウンサー】
「皮がモチモチ、白餡の甘さとイチゴの酸味が絶妙。皆さんと一緒に作ったという楽しさも相まって、とてもおいしく感じる」
【参加者】
「和気あいあいと話を聞きながらできるので、とても楽しい時間だった」
【参加者】
「お餅で最後包んでいくところ、手がベタベタしちゃうのでなかなか伸ばせなくて、お団子やお餅を丸めるのとはずいぶん違うと思った」
いちご大福作りを通じて地域住民の絆も深まったようです。最終更新日:Tue, 02 Apr 2024 18:50:22 +0900