【松村道子キャスター】
「こちらが3月30日に種をまいたもの。3cmほどまで育ち、緑も徐々に鮮やかになってきました」
JA新潟かがやきでは、3月30日から近隣の約100戸の農家に向け、コシヒカリやゆきん子舞などの苗を作っています。
【JA新潟かがやき 高橋裕貴さん】
「とにかく健康でいい苗を作ろうという意気込みで取り組んでいる」
苗作りは専用レーンで育苗箱に種をまくところから始まります。
【松村道子キャスター】
「種がまかれ育苗箱が120枚になると自動的に機械で搬出されていきます。このあとフォークリフトに積み込まれます。以前は育苗箱は人の手で積み込まれていました」
去年この機械を導入して以降、それまで1時間に1000枚だった育苗箱の生産が2000枚に倍増したということです。
種まきのあとは蒸気で出芽を促し、苗をシートで覆うなど温度管理に細心の注意を払いながら苗を育てていきます。
県産米は去年、高温小雨の影響で一等米比率がうるち米全体で15.7%、コシヒカリで4.9%といずれも過去最低に。
JA新潟かがやき管内は水不足は免れたものの、高温障害に見舞われました。
【JA新潟かがやき 高橋裕貴さん】
「去年のような異常な高温になったらという不安もあるが、高品質なお米を収穫していただいて、おいしいお米が県民の食卓を彩ってくれればうれしい」
田植えは4月下旬に始まり、5月の大型連休にピークを迎えます。最終更新日:Thu, 04 Apr 2024 18:47:25 +0900