4日、開かれた自民党の党紀委員会。
派閥の政治資金をめぐる問題で39人の処分が決定し、不記載額が500万円以上だった細田健一議員と高鳥修一議員は戒告処分となりました。
【自民党 細田健一 議員】
「改めて今回の問題により、県民の皆様に深刻な政治不信が引き起こされていることについて心からお詫びを申し上げます」
処分を受け、4日、会見を開いた細田議員。派閥からのキックバックを収支報告書に記載しなかった理由について「派閥からの指示だった」と釈明しました。
【自民党 細田健一 議員】
Q.指示をおかしいとは思わなかった
「正直、疑問がなかったわけではないが、私の判断の甘さもあった。慣例でそうなっているということで…」
問題発覚後…高鳥議員が釈明会見を開き、県連会長を辞任したのに対し、文書を一枚事務所が発表しただけで、細田議員が自ら説明する機会はこれまでありませんでした。
【自民党 細田健一 議員】
「文書発表させていただいて、必要な説明責任はその時点で果たしたと自身が判断していた。遅きに失したんじゃないかという批判は甘んじて受け入れたい」
こう話した上で、議員辞職や離党については否定。信頼回復に努めるとしています。
一方の高鳥議員もコメントを発表。
処分については「厳粛に受け止める」とした一方で、「会計責任者が派閥の指示に従ったことで裏金議員の汚名を着ることになった。金額だけで処分の線引きをする合理的根拠はない」と今回の処分のあり方に疑問を呈しています。最終更新日:Fri, 05 Apr 2024 18:32:13 +0900