旧態依然の経営方法を継続…理容・美容材料等を販売する“玉木商事”が破産 負債額約4500万円 新潟

新潟市中央区の玉木商事が新潟地裁から破産開始決定を受けたことがわかりました。
新潟市中央区の玉木商事が新潟地裁から破産開始決定を受けたことがわかりました。

民間の信用調査会社・東京商工リサーチ新潟支店によりますと、玉木商事は1948年に創業、1966年5月に法人化した事業体で、理容・美容材料や健康器具、食品などの販売を手掛け、新潟県内の理容院や美容院などに販路を形成し、1988年4月期は5億円近い売上高を計上していました。

しかし、同業大手との競争激化に加え、旧態依然の経営方法を継続していたことで売上高は減少傾向を余儀なくされ、2023年4月期の売上高は1億円を割り込んでいました。

また、販売不振による赤字の計上で資金繰りも厳しさを増していたことから、立て直しは困難と判断し、今回の事態に至りました。

負債総額は約4500万円に上るとみられています。最終更新日:Fri, 24 May 2024 11:59:50 +0900