新潟市中央区のデンカビッグスワンで行われた北信越高校総体の陸上競技。
最終日の16日、女子の200mに出場したのは学館2年の秋澤理沙です。
秋澤は3年前、中学2年ながら全中200mで日本一に!100m、200mの県中学記録も塗り替えた女子短距離界期待のミライアスリートです。
準決勝をトップで通過した秋澤…
【東京学館新潟2年 秋澤理沙 選手】
「ドキドキで“セットバン”のところまで緊張してしまって。でも緊張すると集中できるので、そこはよかったと思う」
それでも秋澤は緊張を感じさせない走りで後半に加速。後続を突き放し、自らの県高校記録を塗り替える24秒24で優勝を果たしました。
【東京学館新潟2年 秋澤理沙 選手】
「電光掲示板を見て、1位となってうれしかった」
中2で日本一に輝いたものの、中3のころにはケガで全中を欠場。この日も本調子ではない中でのレースだったといいます。
【東京学館新潟 田村和宏 監督】
「まだ本格的にスピードを上げるような練習を入れていない。これから気温も上がってきて、だんだんケガのリスクが少なくなってくるので、そういったときにスピードを高められるような練習を入れていければもっと調子は上がってくるかなと思う」
高校入学時に語っていた目標…
【東京学館新潟2年 秋澤理沙 選手】
「インターハイ優勝を目指して頑張っていきたい」
悲願のインターハイ優勝を目指し、今後はスタートからの加速を強化していく考えです。
【東京学館新潟2年 秋澤理沙 選手】
「最初からがっつりいって、1位でゴールしたい」
一方、男子200mに登場したのは、全中400mで日本一に輝いている学館2年の佐藤克樹です。
【東京学館新潟 田村和宏 監督】
「将来的には400mで世界を狙ってもらいたいというのが正直な僕の思い。そのためにはスピードを鍛えないといけない」
スピードを強化するため、100m、200mの短距離に挑戦しているという佐藤。
【東京学館新潟2年 佐藤克樹 選手】
「連戦やラウンドレースで結構みんなは疲れると思うが、400mの体力があるので、後半しっかり走り切れる」
短距離でも頭角を現し、準決勝から大会記録に並ぶ21秒11をマークします。
【東京学館新潟2年 佐藤克樹 選手】
「自分でもビックリしたが、きょうは調子がいいなと結構思ったのでよかった」
絶好のコンディションで迎えた決勝。
佐藤はトップでコーナーを回ると、直線でもスピードを落とすことなく20秒90でフィニッシュ。自己ベストとともに大会記録も更新しました。
しかし…
【東京学館新潟2年 佐藤克樹 選手】
「田村先生には『20秒80を出せ』と言われていたので、出せなくて悔しい部分もある」
自身のタイムには満足していないと話す佐藤。中学に続き、高校でも全国の頂点を狙います。
【東京学館新潟2年 佐藤克樹 選手】
「全国で決勝に残れるようなレースをしたい。優勝したい気持ちが強い」最終更新日:Mon, 17 Jun 2024 19:26:52 +0900