新潟県が東京電力に対して核燃料税“出力割”の税率1%引き上げへ 年間4億円の増収見込む

新潟県は19日、総額約17億8千万円の6月補正予算案を発表しました。
新潟県は19日、総額約17億8千万円の6月補正予算案を発表しました。

原発関連では柏崎刈羽原発で事故が起きた場合、周辺住民が円滑に避難するための避難路の整備に係る事前調査に5000万円あまりを計上。

北陸自動車道米山サービスエリアへの緊急進入路や県道・柿崎小国線について調査・検討を行うもので、いずれも、国の交付金が充てられます。

【花角知事】
「柏崎刈羽原子力発電所周辺地域の住民の安全と安心ということで、避難路の整備に必要である」

一方、県は今年、更新時期を迎える核燃料税について、東京電力に対し、原発が稼働していなくても課税できる「出力割」の税率を1%引き上げる核燃料税条例の更新案を発表。これにより、年間4億円の増収を見込んでいます。

補正予算や核燃料税条例などを審議する6月県議会は今月25日に開会します。最終更新日:Wed, 19 Jun 2024 19:15:18 +0900