九州を中心に大きな影響をもたらしている台風10号は8月29日朝、鹿児島県に上陸しました。現時点では、9月1日以降、新潟県内に接近する恐れがありますが、その動きは予想が難しく、新潟地方気象台は「こまめに最新の気象情報を確認してほしい」と呼びかけています。
ゴーッと音を立てながら住宅の中に雨が吹き込んでいたのは、28日夜、竜巻とみられる突風が発生していた宮崎県。
台風10号は29日午前8時ごろ、鹿児島県薩摩川内市付近に上陸し、勢力を弱めながら九州を北上していて、各地に大きな被害をもたらしています。
【岸田首相】
「引き続き、大雨被害や土砂災害・河川の氾濫・暴風等に最大級の警戒を行う必要がある」
その進路予想は日々刻々と変化。
台風10号は今後、東寄りに進路をとり、西日本へと進む見込みですが、その後の進路は不確実性が高くなっています。
現時点では9月1日以降、県内に接近する恐れがあり、県内に接近、もしくは通過した場合には一時的に雨が強まる見込みです。
新潟地方気象台は台風10号の今後の進路については不確実性が高いため、こまめに最新の気象情報を確認するよう呼びかけています。
最終更新日:Thu, 29 Aug 2024 18:43:06 +0900