医師不足解消に向け新潟県が”地域枠”を増設 金沢医科大と協定 9年間の県内勤務で修学資金返還を免除

医師不足解消に向け医学部の学生に奨学金を支給する”地域枠”について、新潟県は来年度、新たに2人分の枠を増やすと発表しました。

医師不足解消に向け医学部の学生に奨学金を支給する”地域枠”について、新潟県は来年度、新たに2人分の枠を増やすと発表しました。

地域枠は医学部を卒業した学生が、指定された県内の医療機関で9年間勤務することで、貸与された修学資金の返還が全額免除されるものです。

花角知事は4日の会見で、来年度新たに金沢医科大学と協定を結び、2人の地域枠を設けると発表しました。

国から申請が認められれば、来年度の地域枠は全体で79人となる見通しです。

【花角知事】
「(学生に対し)地域医療に馴染み新潟を知っていただきたいと、しっかりケアしていることが、大学側に評価いただいている要素だと思う」

現在、地域枠を活用して県内で勤務する医師は100人を超えています。

最終更新日:Wed, 04 Sep 2024 11:58:33 +0900