毎年10月から年末にかけて、高齢ドライバーの事故が多発しています。こうした事故を減らそうと10月8日、新潟市で高齢ドライバーを対象にした適性診断が行われました。
新潟市中央区で行われた高齢ドライバーの「適性診断」。
この診断は、自動車事故対策機構ナスバが新潟市西区と連携して昨年度から行っていて、この日は70歳~89歳の9人が参加しました。
【桶屋美圭アナウンサー】
「『今の職場は自分に合っているか』や『終わったことは考えても始まらない』など、85問の質問が出されます。それによって自分の性格が診断できるため、運転する際にどんなことに注意が必要なのかが分かります」
近年、アクセルやブレーキの踏み違いなどが原因の高齢ドライバーによる事故が増加。
こうした事故を減らそうと行われている適性診断では、シミュレーターなども使い、判断の速さや動作の正確さなど、自分の運転のクセを可視化できます。
【参加者】
「注意力に注意しなきゃいけないと感じた。いっそう気をつけて運転したい」
【自動車事故対策機構 新潟主管支所 小山田和利 次長】
「今までの事故を見ていると、急いでいる、無理をしてというのが一番事故につながる。無理してスピードを出すとか、スピードを出したことが急ブレーキにつながることもあるので、ぜひ雪道では無理をせず、焦らずに運転していただけたら」