地域航空会社トキエアが佐渡線で導入予定だった機種の開発を、航空機メーカーが中止したことについて、佐渡市の渡辺市長は15日、別の機種での就航に向け最大限取り組むと話しました。
トキエアは佐渡空港を発着する定期便の就航を目指していますが、その佐渡線で導入予定だった機種について、フランスの航空機メーカーATR社が13日、サプライチェーンのひっ迫などを理由に開発を中止すると発表しました。
これを受け佐渡市の渡辺竜五市長は15日「残念だ」としながらも、佐渡線の就航に向け取り組みを続ける考えを示しました。
【佐渡市 渡辺竜五市長】
「(搭乗可能)人数が減るとか色んなことが出るかもしないが、様々な課題をクリアして現行の機体でも首都圏まで飛べるように、最大限一緒に考えていきたい」
開発中止が発表された機種は、短い滑走路でも離着陸できることから佐渡空港に対応できるとして導入が予定されていました。
最終更新日:Fri, 15 Nov 2024 11:54:01 +0900