新潟地検は27日付けで、選挙区内で日本酒を配ったとして刑事告発されていた立憲民主党の梅谷守衆院議員について不起訴処分にしたと発表しました。
梅谷議員を巡っては、2023年7月ごろから、地元の旧新潟6区で、有権者に日本酒を配っていたことが明らかになり、2024年4月に元自民党市議の男性が梅谷議員を刑事告発。梅谷議員は党から「党員資格停止1カ月」の処分を受けていました。
また、梅谷議員は捜査へ自主的に協力していることを理由に、この問題について地元での会見などは開いていません。
一方で、10月に行われた衆院選では新潟5区から出馬し、2期目の当選を果たしていました。
不起訴処分にした理由について、新潟地検は「捜査を尽くしたものの、犯罪事実の認定に難があると判断した」としています。
不起訴処分を受け、梅谷議員はホームページでコメントを発表しています。以下コメント
「国民の皆さま、地元の皆さま、ご支援いただいている皆さま並びに関係者の皆さまに対し、私の行動によりご心配をおかけしたことを改めてお詫び申し上げます。今回の結論を受け、改めて公職選挙法の趣旨に則った適切な対応を心がけてまいります」