“冬の防災体制”強化を!地震に大雪…“複合災害時”の対応検討「新潟では一番可能性の高い複合災害」

去年1月に発生した能登半島地震を踏まえ、災害対応などの課題を検討する会議が新潟県庁で開かれました。

去年1月に発生した能登半島地震を踏まえ、災害対応などの課題を検討する会議が新潟県庁で開かれました。

5回目となった1月21日は、前回議題に挙がった“災害時に孤立が予想される地域への対応”について議論されました。

【防災対策検討会 関谷直也 座長】
「そもそも雪害というか、大雪が降っている時に地震災害があったらどうするか、一番新潟県では可能性の高い複合災害」

能登半島地震では、石川県で土砂崩れなどにより多くの孤立地域が発生。住民の安全な避難が課題となりました。

県は、雪による道路の遮断や閉鎖を考慮した孤立可能性集落を把握し、市町村と連携して避難訓練を行うなど、冬の防災体制を強化する取り組みの必要性が確認されました。

さらに…

【防災対策検討会 関谷直也 座長】
「二次避難や広域避難のような新潟県に残された蓄積や知見として、今後、生かせるように残していくべきだということが議論された」

検討会は今年度中に報告書を取りまとめる予定です。

最終更新日:Tue, 21 Jan 2025 19:00:35 +0900