節分に合わせ70年続く伝統の“鬼踊り”「大泣きで良かった」健康な成長願い鬼に抱かれる子どもの泣き声響く【新潟・三条】

今年の2月2日は節分です。新潟県三条市の寺では毎年恒例の「鬼踊り」が行われ、無病息災などを願う多くの家族連れなどの姿が見られました。

今年の2月2日は節分です。新潟県三条市の寺では毎年恒例の「鬼踊り」が行われ、無病息災などを願う多くの家族連れなどの姿が見られました。

三条市の本成寺で行われた「鬼踊り」。

室町時代に寺の僧侶が農民と力を合わせ盗賊を追い払ったという言い伝えにならい、厄払いの願いを込め約70年前から続く節分の恒例行事です。

2日は午前と午後の部でそれぞれ参加した約300人を前に、甘えや欲深さなど様々な人の邪心を表現した5色の鬼が舞台上で大暴れ。

その後…

【子どもの泣き声】
「え~ん!」

鬼に抱かれた子どもは健康に育つとの言い伝えもあり、本堂には怖がりながら鬼に抱かれた子どもたちの泣き声が響いていました。

【参加した人は】
「迫力があって子どもが大泣きでよかった」

「抱っこできる歳までだと聞いたので、最後かなと思って参加した」

【子どもは】
「怖かった」

踊りのあとには豆まきも行われ、参加者は今年1年の無病息災などを願っていました。

最終更新日:Sun, 02 Feb 2025 18:11:28 +0900