2月2日は『節分の日』。新潟市の幼稚園では3日、園児たちが豆まきを行い、心の中の鬼を退治しました。また、三条市では今年も鬼踊りが行われ、本堂には子どもたちの泣き声が響いていました。
■園児が“心の鬼”を退治!
新潟市中央区の二葉幼稚園。
園児たちが元気に童謡『まめまき』を歌う中、園内にやってきたのは、黄色のパンツをはいた力持ちの黄色鬼と金棒を振り上げる青いパンツの青鬼です。
1年ぶりに幼稚園に姿を現しました。
【長谷川珠子アナウンサー】
「節分から一日遅れで、のっそのっそと大きな鬼がやってきました。果たして、園児たちは無事に鬼を退治できるのでしょうか」
園児たちはこの日のために手作りした升と新聞紙でできた豆を準備し、鬼を待ち構えます。すると…
「鬼は~外!福は~内~!」
暴れる鬼に向かって一斉に豆を投げていきます。中には升ごと一気に豆を投げる園児の姿も!
最後はみんなで声を合わせて鬼を退治します。
「鬼は~外!福は~内~!」
すると、あまりの勢いに鬼も意気消沈の様子。無事、鬼は退散していきました。
【園児】
「いっぱい、やっつけられた!(Q.どんな鬼?)散らかし鬼とかかなぁ」
【園児】
「ちょっと怖かった(Q. どんな鬼を退治する?)寝坊鬼。あすからは6時半に起きたい」
【園児】
「いたずら鬼!(Q.どんないたずらを?)こちょこちょとか、大人の上に乗っかる。しっかりしたお姉さんになります」
園児たちはそれぞれの心の中の鬼を退治し、すっきりとした表情を見せていました。
■“伝統の鬼踊り”に泣き叫ぶ子どもたち
一方で、子どもたちの泣き声が響き渡っていたのは三条市の本成寺。
2日、伝統の『鬼踊り』が行われ、約300人を前に、甘えや欲深さなど、様々な人の邪心を表した5色の鬼が大暴れ!
ただ、鬼に抱かれた子どもは健康に育つとの言い伝えもあることから、子どもを鬼に差し出す親たち…これには、子どもたちも泣き叫んでいました。
【訪れた人】
「元気に育ってほしいという意味も込めて、大きい声で泣いているとうれしくなる」
【子ども】
「怖かった」
参加した人たちは鬼に豆をまき、今年一年の無病息災などを願っていました。
最終更新日:Mon, 03 Feb 2025 18:39:25 +0900