4日からこの冬一番の最強寒波が流れ込み、警報級の大雪となる恐れがあります。北陸地方整備局や気象台などは緊急の会見を開き、最新の気象情報を確認するほか、不要不急の外出を控えるよう呼びかけています。外出時の備えなどをまとめました。
■車で移動する際の備え
外では立往生や交通の大幅な遅れが発生する可能性が考えられます。2022年12月には新潟県柏崎市や長岡市などで22キロにわたって車の立往生が発生。解消までに30時間以上を要しました。
車で移動する際の備えとしては、まずガソリンは事前に満タンにすることが重要。車の中には、スコップに加えてスノーブラシや軍手などの雪かきグッズ、毛布などの防寒対策を。長時間車内いる対策として簡易トイレも準備しておきましょう。
【車の備え】
・ガソリンは満タンに
・雪対策(除雪グッズ、軍手、懐中電灯)
・防寒対策(カイロ、毛布)
・長時間対策(簡易トイレ、食料、モバイルバッテリー)
■自宅でも水道管凍結などへの備えを
自宅にいても停電や水道管の凍結の恐れがあります。特に、冬の停電は暖房器具が使えなくなることから命にも関わります。
毛布やカイロなど防寒対策ができるものを準備しておきましょう。食料や水を最低3日分用意するほか、生活用水も含めて1人1日3リットル必要です。
水道管の凍結に関しては、少しだけ水を出しておいたり、タオルなどで保温するのが重要です。こういった備えを遅くとも4日の日中までには終わらせておいた方が良さそうです。
【自宅での備え】
・防寒対策(カイロ・毛布)
・水や食料(最低3日分、1人1日3リットル)
・携帯・モバイルバッテリーの充電
・水道管凍結対策で水を少量出してタオルを巻く