【新潟】昨季のリベンジへ…“背番号”変更で心機一転!太田修介・長谷川元希・稲村隼翔が語る今季への思い「一つでも多く勝利を…新しいサッカー見せる」

いよいよ2月15日に明治安田J1リーグの開幕を迎えるアルビレックス新潟。
NST新潟総合テレビ

いよいよ2月15日に明治安田J1リーグの開幕を迎えるアルビレックス新潟。

今シーズンのポイント、そして背番号が変わり、心機一転飛躍を誓う3人の選手のインタビューをお伝えします。

■例年より早い開幕!ベンチ入りメンバーも拡大

樹森大介 監督

2月5日から開幕戦前日まで高知で最終調整を行っているアルビ。

【アルビレックス新潟 樹森大介 監督】
「ギアを上げていこうと話をしたので、さらに1段も2段も、開幕に向けて良い準備の期間にしたい」

監督がチームの完成を急ぐ理由…

【アルビレックス新潟 営業部 野澤洋輔さん】
「今年はJリーグの開幕自体が早いというところで、キャンプの仕上がり具合というか、積み上げ具合が開幕にかなり影響するのかなと」

アルビレックス新潟営業部の野澤さんは開幕が例年より1週早いことを指摘。一方で、今シーズンからはこんな変化も。

【アルビレックス新潟 営業部 野澤洋輔さん】
「全部で20人登録ができるというところで、試合に出られるチャンスが非常に増えるので、チーム内の競争も激しくなるんじゃないか」

ベンチ入りメンバーが7人から9人に拡大され、戦術の幅が広がるだけでなく、試合に向けた選手たちのアピールも激しくなることが予想されます。

■リーグ戦での勝利はわずか10試合…チーム改革で“リベンジ”へ

太田修介 選手

そこでNSTがインタビューしたのは、開幕スタメンを狙う太田選手・長谷川選手・稲村選手。

【アルビレックス新潟 太田修介 選手】
「『アルビっておもしろいサッカーするよね』『見ていておもしろい』というのはよく言われるが、『強い』とは言われなくて」

口にしたのは、昨シーズンのリベンジ。

アルビはリーグ戦38試合中、勝利したのはわずか10試合で、最終節までJ1残留を決めることができませんでした。

【アルビレックス新潟 稲村隼翔 選手】
「去年よりも、もっとゴールに対してアグレッシブにプレーする試合をしたいというのはすごく思っていて、ボールを回して、きれいなサッカーというのも自分たちのスタイルではあるが、それ以前にゴールを取って勝ちたいというのは強い」

【アルビレックス新潟 長谷川元希 選手】
「今年は一つでも多く勝てるように、樹森監督らしいサッカーを、また新しいサッカーを見せられると思うので」

『新潟史上最高』を目指す今シーズンは新たに樹森監督が就任したほか、監督として高知をJFLからJ3に昇格させた吉本さんをコーチに迎えるなど、スタッフも大幅に入れ替わりました。

【長谷川元希 選手】
「色んな人の意見を取り入れているなというのは感じる」

【太田修介 選手】
「スタッフも役割分担ではないが、任せることは任せてというのはある」

【稲村隼翔 選手】
「一体感を大事にしているなという印象はある」

■“背番号”変更!「新たな番号」「なじみある番号」で飛躍誓う

長谷川元希 選手

チームの改革と時を同じくして、この3人の選手も昨シーズンから背負う番号が変わりました。

特別指定選手時代は『45』だった稲村選手は『3』で一桁に。

【太田修介 選手】
「今まで3をつけたことは?」

【稲村隼翔 選手】
「初めて」

【太田修介 選手】
「4というイメージ。東洋大学では?」

【稲村隼翔 選手】
「東洋大学ではずっと4で、高校でも4」

【太田修介 選手】
「初めての3で、新しい稲村を」

【稲村隼翔 選手】
「NEW稲村を見せます」

長谷川選手は昨シーズン新潟へ移籍した際、背番号『41』を希望したものの、期限付き移籍に出る前の藤田選手とかぶるため『14』を背負いましたが…

【長谷川元希 選手】
「試合のロッカーを見ても、あんまりしっくりこなくて。14というのが。好きなので41が」

【太田修介 選手】
「甲府でも41だもんね」

【長谷川元希 選手】
「今年、小島選手が移籍して、藤田も1をつけられると思ったので41にした」

なじみのある背番号で飛躍を誓うのは太田選手も同じです。アルビで2年間背負った『11』から町田時代の『28』に変更しました。

【太田修介 選手】
「この2年は俺にとっては苦しいというか、なかなかうまくいかなかったなというのがあった。番号を変えると、元希も言ったけど、ロッカーや練習着にも数字がついていて、それを見るたびに、今年への決意ではないが、そういったものが蘇るかなと思って」

■「世界」「笑顔」「貢献」…今季への抱負語る!

稲村隼斗 選手

期待や悔しさなど、様々な思いを背番号に込めて戦う選手に抱負を聞くと…

【稲村隼斗 選手】
「『新潟から世界』が今年の目標。自分自身も海外への思いは強くあるし、年明けのタイミングの樹森監督のミーティングでもこの言葉があったので」

【長谷川元希 選手】
「僕は『笑顔』。自分が楽しいプレーをしているときは調子が良いし、ゴールもアシストもついてくると思うので。つらいときこそではないが、うまくいっているときも、どんな状況でもこれを忘れずに一年間頑張る」

【太田修介 選手】
「ケガせずにシーズン通して貢献するということと、とにかく自分を表現して、それがチームのためになると思うので、という意味で『フルで貢献』」

開幕までは残り5日。

スタメンはどのような顔ぶれになるのか、そして選ばれた選手がどんなパフォーマンスを発揮するのか期待が高まります。

アルビレックス新潟は2月15日、アウェーで横浜F・マリノスと対戦します。

最終更新日:Mon, 10 Feb 2025 18:42:16 +0900