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新潟市は2月14日過去最大となる4267億円の新年度予算案を発表。引き続き、能登半島地震からの復旧・復興に多くの予算が充てられているほか、子ども・子育て支援として新たに4つの事業が盛り込まれています。
2月14日、新潟市が発表した新年度予算案は今年度を82億円上回る4267億円となり、3年連続で過去最大となりました。
【新潟市 中原八一 市長】
「能登半島地震からの本格的な復旧・復興をはかり、今後の災害に備えて災害に強い街づくりに取り組んでいきたい」
能登半島地震からの復旧・復興には約42億円を計上。
今年度の繰り越し分を含め合わせて約176億円で西区の坂井輪中学校の改築や街区単位の液状化対策などを行います。
【新潟市 中原八一 市長】
「市政世論調査で今後、最も力を入れてほしいものの第1位に子育て支援が上げられるなど…」
市民の声を反映させたのが、子ども・子育て支援です。新たに4つの事業が立ち上がり、合わせて8000万円を計上。
中でも不妊治療費は自己負担の半分が補助され、保険診療部分が上限4万円、先進医療が上限3万円で合わせて最大7万円が助成されます。
また、スポーツ施設の再整備に向けては…
【齋藤正昂アナウンサー】
「市の陸上競技場や体育館があるこの白山エリア、将来的なスポーツでの活用案について検討が進められます」
これまで施設の再編が議論されてきた白山エリアの調査に400万円。現在の場所で再整備される鳥屋野球場の基本計画の策定に500万円が盛り込まれています。
【新潟市 中原八一 市長】
「交流人口の拡大など当初予算編成方針において掲げた内容をしっかりと盛り込み、明るく活力ある未来を実現する精いっぱいの予算ができた」
新年度予算案は2月18日に始まる2月議会で審議されます。
最終更新日:Fri, 14 Feb 2025 18:53:42 +0900