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2月17日、2月県議会が開会しました。子育て支援や地域医療の維持に向けた総額1兆2600億円あまりの新年度予算案などについて議論が行われます。
【花角知事】
「住んでよし、訪れてよしの新潟県づくりに、新たな一歩を踏み出す予算として編成した」
17日に開会した2月県議会の冒頭、新年度予算の提案をめぐり、こう説明した花角知事。
総額1兆2635億円の新年度予算案では、“子育てに優しい社会の実現”など6つの柱を立てていて、いわゆる“小1の壁”の解消に向けた放課後児童クラブなどへの支援には2億5000万円を計上しました。また…
【花角知事】
「地域の医療提供に支障が生じないよう、国の経済対策も最大限活用しながら厚生連の事業継続に向けた経営改革に対する財政支援を含め、県内医療機関の足元の経営基盤を支えるための緊急的な支援に取り組む」
経営危機に陥っているJA新潟厚生連病院などの医療機関への経営支援に27億円あまりを計上していて、地域医療のあり方についても議論が交わされる見込みです。
さらに、地元同意が焦点となる柏崎刈羽原発の再稼働問題について花角知事は12日に県技術委員会からの報告書を受け取ったとして議論を進めていく姿勢を示しました。
【花角知事】
「原発再稼働に関する議論を深めていただくよう、県民の皆様に情報提供・共有を図っていく」