現金約3900万円相当の金地金51個を玄関前に置かせてだまし取られる被害 80代男性が電話で指示され貴金属店で購入 新潟・中央区

2月上旬、新潟市中央区に住む80代男性が金地金51個(現金約3900万円相当)をだまし取られる特殊詐欺被害にあったことがわかりました。
NST新潟総合テレビ

2月上旬、新潟市中央区に住む80代男性が金地金51個(現金約3900万円相当)をだまし取られる特殊詐欺被害にあったことがわかりました。

被害に遭ったのは、新潟市中央区に住む80代男性です。

1月28日、男性の携帯電話に警察庁サイバー局組織犯罪捜査員を名乗る男から電話があり、「あなたには犯罪の疑いがかかっています」「あなたの口座のお金を調べるために、今から伝える口座にお金を振り込んでください」などと言われたことから、男性は男とのやり取りの中でATMでの送金限度額が10万円であることや自身の口座にある金額を伝えたところ、男は「それなら金を買ってください。私どもで取りに行きます」と答えました。

そこで男性は貴金属店へ行き、金地金(インゴット)を51個(現金3913万100円相当)を購入。2月7日に金地金(インゴット)を個別に包装し、紙袋に入れて自宅玄関前に置いたところ、いつの間にかなくなっており、だまし取られました。

その後、男との連絡がつかなくなったことから男性は不審に思い、警察に相談したことで詐欺被害に気づきました。

新潟県警は、県内で金に換えてだまし取られる被害は初めて認知したとして、注意を呼び掛けています。

最終更新日:Sat, 22 Feb 2025 11:12:14 +0900