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24日、新潟市西蒲区に北朝鮮による拉致の可能性を排除できない特定失踪者・大澤孝司さんとの再会を願う兄の昭一さんや、孝司さんの同級生などが集まっていました。
【小・中学校の同級生 有坂友栄さん】
「51年本当に長くてどうなっているんだろうなという感じ」
【小・中学校の同級生 山賀利夫さん】
「(高齢化により)会の存続もこれから難しくなってくるんじゃないかという気はしている」
孝司さんが佐渡市で行方不明となってから51年。残された時間が少なくなっていることに兄・昭一さんも焦りを感じています。
【兄 大澤昭一さん】
「私も89歳になりました。先はありません」
大澤さんに届くことを信じて力の限り声を上げ続けてきた、再会を果たす会のメンバーたち。解決に向けた政府の具体的な行動を求めています。
【兄 大澤昭一さん】
「(政府には)最重要課題、最優先課題と言いながら何も動かないこの現実をなんとか動かしてもらいたいと思っている」