
新潟空港を拠点とする地域航空会社・トキエアについて、佐渡線で導入予定の3号機が3月にも新潟に到着し、実証飛行に移る見通しです。花角知事は佐渡線の定期運航に向け、支援の姿勢を示しました。
トキエアが就航を目指す佐渡線をめぐっては、当初、佐渡空港の短い滑走路に対応できる新型の機体を導入する予定でしたが、去年、フランスの航空機メーカーが新型機の開発中止を発表。
これを受け、トキエアは新たに導入する従来機の3号機を佐渡線に充てる方針で、気象条件などによって乗客を減らす重量制限が必要になるとみられます。
2月26日、県議会でこうした条件のもと、佐渡線の定期運航の可能性を問われた花角知事は…
【花角知事】
「3月末を目途に、機材を新潟に移して佐渡空港での実証飛行を行うなど、就航に向けた準備を進めていくと承知している。県として実証飛行結果や検討状況を注視しながら、佐渡線の定期運航の実現に向け、佐渡市とともに運航にかかる支援を検討していく」
現在、那覇空港で検査を行っている3号機が3月にも新潟に到着する見通しを明らかにした上で、その後の実証飛行の結果を踏まえ、定期運航に向け支援する方針を示しました。
一方、年末年始に機材トラブルにより一時全便欠航したことについて、県の担当者はトキエアに対し、整備体制の改善を求めたと話しました。
最終更新日:Wed, 26 Feb 2025 19:06:06 +0900