“黒いダイヤ”稚ナマコ10万匹を放流…中国の輸入再開に備え「進展ないが目標に向かって…」新潟・佐渡市

新潟県佐渡市で2月27日、県や佐渡市、地元の漁師などが稚ナマコの種苗を放流しました。

新潟県佐渡市で2月27日、県や佐渡市、地元の漁師などが稚ナマコの種苗を放流しました。

これまでは数cmほどのナマコを放流していましたが、生存率を上げるため、今回は5cm~7cmのナマコ10万匹、約600kgを放流しました。

中国では“黒いダイヤ”と呼ばれ、高級食材として扱われているナマコですが、その中国はおととし8月、日本の水産物の輸入を全面停止。

去年9月には輸入再開への合意が明らかになったものの…

【浦島三和 須藤由彦 社長】
「半年経っても何の進展もない。でも、それでもナマコは生きているので、目標に向かって大きくさせていこうと」

中国向けのナマコを生産する企業などは、地域の資源を活用しながら輸入再開に備えていきたい考えです。

最終更新日:Thu, 27 Feb 2025 19:01:32 +0900