新潟交通の春ダイヤ改正 “運行距離短縮”で運転士の労働時間削減へ “運転士不足”悪化の場合は「運行本数の削減・路線廃止も想定」

新潟交通は路線バスの春ダイヤ改正について、全体の本数は維持するものの、運行距離を短くする路線を設けることで運転士の労働時間削減につなげる方針を示しました。

新潟交通は路線バスの春ダイヤ改正について、全体の本数は維持するものの、運行距離を短くする路線を設けることで運転士の労働時間削減につなげる方針を示しました。

ダイヤ改正の方針は、新潟市と新潟交通が結ぶ連携協定に基づき開催している協議会の中で示されました。

改正後のダイヤでは、運行本数は維持するものの、利用客の少ない路線を中心に運行距離を短縮。運転士の労働時間を削減し、運転士不足に対応する狙いです。

【新潟交通乗合バス部 渡辺健 部長】
「さらに悪化することが想定される場合には、おそらく運行本数の削減・減便、路線の廃止も想定される」

現在、必要な要員数に対し、運転士が13人ほど足りていないとする新潟交通に対し、委員からは。

【市区自治協議会会長会議 大谷一男 座長】
「運転手不足を全ての理由にしてバスダイヤが改正されていくことは得策ではないような気がする」

より積極的に運転士を確保するよう求める声があがりました。

新潟交通は3月7日に春ダイヤを発表します。

最終更新日:Mon, 03 Mar 2025 19:32:53 +0900