

JR東日本新潟支社は4日、JR飯山線の普通列車が新潟県十日町市の越後田沢駅を行き過ぎて停車したと発表しました。越後田沢駅から乗車予定だった4人はタクシーなどで救済したということです。また、降車予定の人はいませんでした。
3月4日午前8時すぎ、飯山線下りの普通列車十日町行きで、越後田沢駅に停車の際、所定の停止位置より約40m行き過ぎホームを外れて停車しました。なお、前方に踏切があったため、越後田沢駅にはバックできないことから、その場から次の停車駅である越後水沢駅に向かいました。
列車には、5人が乗車していて、越後田沢駅で降車予定の人はおらず、越後田沢駅からは4人が乗車予定でしたが、このうち3人を十日町駅までタクシーで送りました。1人はすでにホームからいなくなっていたということです。
JR東日本新潟支社の聞き取り調査に対し、運転士は「少し考え事をしていて、ブレーキをかけるタイミングが遅れた」と話しているということです。
JR東日本新潟支社管内では2024年度、今回の事案のような停車駅のオーバーランが3件発生していて、新潟支社は、運転士に対して運転に集中して細心の注意を払うように指導を徹底するとしています。
最終更新日:Tue, 04 Mar 2025 17:19:39 +0900