“春の旅行”人気旅行先は『テーマパーク』！物価高の中“ホテル代”抑える工夫も「できるだけ安く…」 東京のホテル代は新型コロナ禍前に比べ3～5割上昇

卒業シーズンを迎える中、いま卒業旅行で人気の旅行先はどこなのか取材。東京のホテル代や円安も影響しているようです。

【松村道子キャスター】
「新潟市中央区の旅行会社。春休みの旅行先で人気となっているのは、やはりテーマパークです」

【トップトラベル新潟　大谷光利 代表取締役】
「一番人気のある場所としては東京ディズニーリゾート方面。あとは大阪方面、USJに行かれる方が多い。USJも根強くというか、ご家族中心に人気」

店には、卒業旅行でテーマパークに行きたいと相談に訪れる人の姿がありました。

【高校生】
「卒業旅行でディズニーに行こうかなと思っている。新しいエリアもできたので行ってみたい」

【高校生】
「できるだけ安く、感じの良いホテルを探したくて相談しに来た」

物価の高騰が続く中、「できるだけ安く…」と願うのは旅行でも変わりません。

インバウンド需要や人件費の高騰などで東京のホテル代金は新型コロナ禍前に比べ、3割～5割ほど上昇。

【トップトラベル新潟　大谷光利 代表取締役】
「東京を中心に首都圏の宿泊代金は高止まりなので、例えばその目的地から少し離れたとしても、ちょっと安めのホテルを探すというパターンも結構ある」

一方、海外旅行は円安のため、旅先での割高感が続いていることから、旅行費用が抑えられる近場が人気です。

【トップトラベル新潟　大谷光利 代表取締役】
「（Q.人気はどのあたり？）台湾・ソウル・アジアと（パンフレットを）置いているが、私どもでは今、台湾が非常に人気。台湾の食、スイーツ等々、例えば女性のグループとかに人気なのかなと感じている」

さらに4月以降、注目されるのが…

【トップトラベル新潟　大谷光利 代表取締役】
「（Q.関西旅行のパンフレットの中にミャクミャクの姿が）そうですね。日々、お問い合わせが増えている状況」

4月13日に開幕する『大阪・関西万博』です。

【トップトラベル新潟　大谷光利 代表取締役】
「パビリオンの予約など、ちょっと複雑な部分もあったが、ここに来て問い合わせも結構増えている。当然、今年のある意味、最大の話題ではあるので、我々としても期待はしている」

国内旅行の売り上げは新型コロナ禍前に回復したというこちらの旅行会社。春以降、旅行ムードのさらなる回復に期待を寄せています。

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