
近年『モペット』と言われるペダル付きの電動バイクが人気を集めています。乗るためには運転免許やナンバープレートが必要ですが、新潟県内では無免許運転などの検挙者が出ていて、警察がルールの徹底を呼びかけています。
【記者リポート】
「あちらの警察官が乗っている乗り物、ペダルをこいでいるので一見、自転車のようにも見えますが、電動バイクで原付きと同じ分類に分けられるということです」
3月7日、警察が報道陣に公開したのは、電動モーターやエンジンで走る『ペダル付き電動バイク』です。
このペダル付き電動バイクをめぐって…
【県警交通指導課 近藤芳靖 特命取締補佐】
「2台のペダル付き電動バイクに2人が乗車して、歩道上をペダルをこいだ状態で運転していた。職務質問したところで、今回、無免許運転が発覚した」
警察は20代の女性2人を無免許運転の疑いで今年1月に検挙。2人とも購入時に対面での説明を受けておらず、免許が必要であることを認識していなかったといいます。
【県警交通指導課 近藤芳靖 特命取締補佐】
「インターネットで簡単に購入できるが、インターネットを見ていると、それがあたかも自転車かのように表現されているものがある」
電動アシスト自転車とは違い、免許が必要となるペダル付き電動バイク。
原付きバイクと同じようにナンバープレートの設置や自賠責保険への加入が必要で、ヘルメットの着用も義務化されています。
県内ではおととし以降、5人がペダル付き電動バイクをめぐる道路交通法違反の疑いで検挙されていて、警察は車両の種類を事前に確認するよう注意を呼びかけています。
【県警交通指導課 近藤芳靖 特命取締補佐】
「ぜひ、誤りのないように、ご自身が車両の認定を誤らないように、しっかりと調べて購入・運転をしていただきたい」