【地価公示】能登半島地震の影響も…新潟県内“平均地価”30年連続で下落 住宅地の最上昇率は『新潟市中央区鐙1丁目』の5.2%

土地を取引する際の目安となる地価が公示され、新潟県内全ての用途の平均は30年連続の下落となりました。

土地を取引する際の目安となる地価が公示され、新潟県内全ての用途の平均は30年連続の下落となりました。

今年、県内では434の地点で地価の調査が行われ、全ての用途の平均は30年連続で下落となり、変動率は去年と同じー0.5%となりました。

住宅地で最も上昇率が高かったのは『新潟市中央区鐙1丁目』で、1平方mあたり14万2000円と去年から5.2%上昇しています。

新潟駅とその周辺の整備で生活利便性が上がっていることが、地価が上昇した要因の一つだということです。

【記者リポート】
「住宅地で下落率が最も高かったのは、西区寺尾朝日通のこの地点となります。地震当時は道路にひび割れなどあったようですが、今は舗装されていることが分かります」

能登半島地震の影響を受け、新潟市西区の変動率はー0.8%となり、去年のプラスからマイナスに転じました。

一方、商業地ではJR新潟駅前の『新潟市中央区東大通1丁目』が1平方mあたり62万円で38年連続の1位となりました。

最終更新日:Tue, 18 Mar 2025 19:15:01 +0900