わらで作った「ぼぼぞり」で雪の斜面を滑り降りる!記者もそのスピードを体感 【新潟・長岡市】

長岡市山古志地区のスキー場で開かれたのは雪の斜面を手作りのソリで滑る「ぼぼぞりカップ」です。

長岡市山古志地区のスキー場で開かれたのは雪の斜面を手作りのソリで滑る「ぼぼぞりカップ」です。

【滑る子ども】
「わーー、子どもの笑い声」
「がんばれー!はやい!がんばれー!」

山古志地区の方言で「ぼぼ」は人形を意味し、プラスチックのソリがまだないころ子どもたちは人形のように見えるワラのソリをつくり山の斜面を滑って遊んでいました。

ぼぼぞりカップは交流の場を作り地域活性化を図ろうと山古志コミュニティ推進協議会が企画したもので、ことしで4回目の開催となりました。

タイムレースで行われた競技の参加者は優勝を目指し本気モード!中には…

【参加者は】
「マイぼぼです」
「いっくぞー、すべるぞー、やってやるぞー!」

ものすごい勢いでゲレンデを滑り降りていきます。
そのスピードを記者も体験!

【記者体験リポート】
「ぼぼぞりですが最初一気に加速するような感じブレーキがないので、転ぶのを自然と待つしかない」

20日は地域の人や県外の大学生など約50人が参加。会場は明るい声と笑顔に包まれていました。

【参加者は】
「最近は家でゲームしたりとかみんなと交流する機会が少ないからみんなでワイワイしながら楽しめるのがいい」
「気軽にみんなと交流できる場になっているのでそこがすごくいい」
【山古志コミュニティ推進協議会健康・スポーツ部会五十嵐洋美部会長】
「昔の遊びを今の子たちにも伝えたい思いで企画した。天気にも恵まれ大勢の人に参加していただいたので大盛況だった」

ぼぼぞりカップは来年も開催される予定です。

最終更新日:Thu, 20 Mar 2025 19:18:38 +0900