新潟県2月県議会が閉会 総額約1兆2600億円の新年度予算案などすべて可決 医療機関への経営支援や子育て支援に重点

新潟県の2月県議会が3月21日閉会し、高校授業料無償化などへの対応のための補正予算などを盛り込んだ新年度予算案が可決されました。

新潟県の2月県議会が3月21日閉会し、高校授業料無償化などへの対応のための補正予算などを盛り込んだ新年度予算案が可決されました。

3月21日開かれた2月県議会。

【花角知事】
「国の当初予算案修正に伴う高校授業料無償化等への対応に要する経費を計上する」

高校授業料無償化などに対応するための約11億8900万円の補正予算を含む、総額1兆2600億円あまりの新年度予算案などが可決され閉会しました。

新年度予算では、経営危機に陥っているJA新潟厚生連病院などの医療機関への経営支援に27億円あまりを計上しているほか、いわゆる「小1の壁」の解消に向けた放課後児童クラブなどへの支援など子育て支援にも重点を置いています。

また、会期中に資源エネルギー庁の村瀬長官などを参考人招致し、東京電力柏崎刈羽原発再稼働に関する説明・質疑が行われたことについては…。

【花角知事】
「国が前面に立って、地域の理解を求めていくということであったので、その現れということで、ご説明にお越しになった。それはそれで県民の原発の再稼働に対する理解・議論を深める一つになったのだろうと思う」

再稼働議論を巡っては4月16日から3日間にわたって再稼働の是非を問う県民条例案を審議する県議会臨時会が開かれる予定です。

最終更新日:Fri, 21 Mar 2025 19:15:53 +0900