“春闘”賃上げ幅が過去最大に　連合新潟中間集計　今後本格化する中小企業の交渉に向け決起集会「交渉を後押しする」

連合新潟に加盟する労働組合の春闘による賃上げ幅は、物価高騰を背景に中間集計で過去最大になっています。

29日、三条市では連合新潟に加盟する労働組合の組合員約150人が参加し集会が開かれ、これから交渉が本格化する中小企業の春闘に向け、団結を確認しました。

【労働者は（製造業）】
「物価は上がっているので賃上げしてもらわないと生活が大変」

物価高騰を背景に賃上げの動きは強まっていて、連合新潟のここまでの中間集計では、一人当たりの平均賃上げ額は1万5865円、賃上げ率は5.15％と過去最大となっています。

【連合新潟　小林俊夫会長】
「中小・地場組合は4月以降（春闘の）交渉の本番を迎える。その後押しの意味を込めて集会を開いた」

連合新潟は大企業との賃上げ格差の是正に向け、中小企業の交渉を支える方針です。

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