
新潟市の東跨線橋と新潟駅の間に3月31日、JR在来線の高架下に新たな道路が開通しました。利便性の向上に地域住民からは期待の声が上がっています。
新潟市中央区に3月31日開通したのは“区画道路7号”。
新潟駅と東跨線橋の間に位置する新たな道路で、JR在来線の高架下を車そして徒歩で通行できます。
これまで、新潟駅と栗の木バイパスの間では新潟駅の南北をつなぐルートが東跨線橋のみでした。
【記者リポート】
「新潟駅から東跨線橋までの間、車で通ることができる道路は東跨線橋しかなく、通行量も多いです。歩行者は階段を上る必要があり、利用者からは不便だという声が上がっています」
【東跨線橋の利用者】
「大変。でも、近場だとここしかないので」
【東跨線橋の利用者】
「学校の通学でよく使う。まっすぐ通れたらいいのになと思う」
さらに帰宅時間帯には…
【記者リポート】
「帰宅時間のためか、東跨線橋場は車の通りがかなり多くなっています」
こうした課題を解決するため、区画道路7号だけでなく歩行者と自転車専用の道路“新潟駅東線”も開通。
【地域住民】
「下から真っすぐ行ける。上まで上がると面倒くさい」
【地域住民】
「だいぶ(移動が)楽になる」
【地域住民】
「近くで仕事もしていたり、生活圏内なので積極的に利用したい」
これまで不便だった新潟駅の南北の移動が2つの道路の開通で改善されつつあります。
【新潟市都市生活部 佐藤義浩 係長】
「今まで自動車は東跨線橋を通る形となっていたが、線路の下からも横断できるということで、より一層の利便性の向上が期待される。さらなる道路の完成により、新潟駅の南北市街地の連続性の向上、駅へのアクセス機能の向上も期待できるので、今後も事業を進めていきたい」
新潟市は新潟駅周辺の高架下にさらに2本の道路を開通させる予定で、利便性の向上に努めていくとしています。
最終更新日:Tue, 01 Apr 2025 19:22:42 +0900