
ミャンマー中部を震源とする大規模な地震で被害が拡大する中、新潟県内で働くミャンマー出身の技能実習生などにも不安が広がっています。
■ミャンマーで大地震…技能実習生に不安広がる
【ニャンウィンテッさん】
「子どものころから今まで地震に遭ったことがないから、今回のことを聞いたとき、びっくりした」
【ヤンナインウーさん】
「私が住んでいる町は橋も壊れた」
燕市の金属加工会社で働くミャンマー出身の技能実習生が驚きと心配の声をあげるのは、3月28日に母国・ミャンマーで発生した大規模地震について。
この地震で2719人が犠牲となり、いまだ安否不明者が多くいることから犠牲者は3000人を超える見通しとなっています。
【県ミャンマー人支援協会 本間健矢 副代表】
「家族と離れて日本で働くと覚悟をしてきた人だし、ミャンマーも今、軍事政権でなかなか帰りづらい状況なので、私自身も切ない気持ちになる」
県内でミャンマーからの技能実習生などの受け入れを支援する県ミャンマー人支援協会の本間健矢副代表は、地震発生直後に県内にいる技能実習生や留学生に現地の情報を伝えたと言います。
【県ミャンマー人支援協会 本間健矢 副代表】
「皆さんの家族などが無事であればいいという思い」
中には、友達の家族が地震で犠牲になったことを悲しむメッセージも。
■家族の無事確認も「友達の家族が…」
本間副代表など協会の支援を受け、燕市の金属加工で働くヤンナインウーさんも故郷を襲った地震に心を痛めています。
【ヤンナインウーさん】
「(町が壊れたことは)悲しい」
震源の近くにある実家が倒壊したというヤンさん。地震発生直後は家族と連絡が取れず、現地にいる友達を介して無事を確認できたのはその日の夜でした。
【ヤンナインウーさん】
「家族が無事で安心した。でも他の家族が心配」
一方、ヤンさんと同じ会社に勤務するニャンウィンテッさんの実家は震源から離れていたため被害はなかったと言います。
【ニャンウィンテッさん】
「地震の影響が村にあまりなかったから、家族は『全然大丈夫』と言っていた」
しかし、悲しい出来事とも直面しています。
【ニャンウィンテッさん】
「友達のお父さんとお母さんは地震で亡くなった。そのメッセージが友達から来たときはすごく悲しくて涙も出た」
今もなお地震が続き、建物が倒壊する恐れもあることから、856万人に上るともされる被災者の多くは屋外での生活を余儀なくされています。
【ヤンナインウーさん】
「悲しい。ミャンマーにいる家族にお金を送金する」
【ニャンウィンテッさん】
「友達とみんなでお金を寄付するつもり」
すぐに母国へ帰ることもできず、2人は日本から金銭的な支援をしていく考えです。
最終更新日:Wed, 02 Apr 2025 18:35:23 +0900